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はじめに|なぜ「ウェビナーの配信タイプ」が重要なのか

オンラインイベントやウェビナーの企画を担当する方にとって、最初の壁は「どの形式で配信するか?」という点です。

ライブ配信、オンデマンド配信、Zoomミーティング、ウェビナー配信──。
それぞれの形式に向き不向きがあり、イベントの目的に合わない配信方法を選ぶと、参加者の離脱や、登壇者の負担、配信トラブルに直結することも。

本記事では、法人向けにウェビナーやセミナーの撮影・配信サポートを行っている「品川動画配信スタジオ」が、**現場経験に基づいて整理した“4つの配信タイプ”**を、事例とともにご紹介します。

配信形式に迷ったときの「判断基準」として、ぜひお役立てください。


この記事のざっくりポイント!

  • ウェビナーやオンラインイベントは「配信タイプの選び方」で成功が決まる!
  • Zoomウェビナー・ミーティング・ライブ配信・オンデマンドの違いを比較
  • それぞれの「メリット・デメリット」や「おすすめの活用シーン」を具体的に解説
  • 配信タイプを選ぶための判断基準を表でまとめ
  • 法人向けに最適な配信の選び方を、プロの視点でアドバイス!

タイプ1:ウェビナー配信型(Zoomウェビナーなど)

特徴

  • 登壇者以外はカメラ・音声がオフ
  • 参加者の反応は「チャット」「Q&A機能」が中心
  • 一方通行の講義・プレゼンテーションに向いている

こんな場面におすすめ

  • 新商品やサービスの紹介セミナー
  • 大規模な社外向け講演
  • 官公庁による情報提供型の広報イベント

メリット

  • 参加者の管理がしやすく、荒らされにくい
  • 録画や配信環境の整備がしやすい

注意点

  • 登壇者側のスライド操作・進行に慣れていないと、タイムラグや画面切り替えミスが起こりやすい
  • 参加者の「熱量」が見えづらく、一体感が演出しにくい

タイプ2:ミーティング型(Zoomミーティングなど)

特徴

  • 参加者同士の顔・声が見えるインタラクティブ形式
  • グループワークや意見交換が可能

こんな場面におすすめ

  • 社内研修やワークショップ
  • 少人数でのクローズドな勉強会

メリット

  • 参加者の表情やリアクションが見えることで、進行側もやりやすい
  • 雰囲気の良い「対話型イベント」が作れる

注意点

  • 参加者のマイク・カメラ設定でトラブルが発生しやすい
  • 大人数には向かず、慣れていないと混乱することも

タイプ3:ライブ配信型(YouTube Live、Vimeoなど)

特徴

  • 視聴専用で参加者の操作が不要
  • URLを共有するだけで簡単に参加できる

こんな場面におすすめ

  • 一般市民向けの広報イベント
  • 多数の参加者が想定されるシンポジウムや記者発表

メリット

  • 配信先が自由(SNS連携・Webページ埋め込みなど)
  • 運営がシンプルで、録画データもすぐ活用可能

注意点

  • 視聴者とのインタラクションが制限される
  • Zoomなどと違い、直接質問などがしづらい

タイプ4:オンデマンド型(収録→編集→公開)

特徴

  • あらかじめ収録・編集した動画を、任意のタイミングで視聴できる
  • プレミア公開などを活用すればライブ感も演出可能

こんな場面におすすめ

  • 社内向けのeラーニングやマニュアル動画
  • 納期や品質が厳格に求められる研修コンテンツ

メリット

  • 編集によりミスやNGシーンをカットできる
  • 登壇者の負担が少なく、緊張も抑えられる

注意点

  • 撮影・編集・公開までに時間がかかる
  • 質疑応答やリアルタイム性には欠ける

活用のコツ|目的に合わせて「使い分ける」

目的向いているタイプ
多人数に情報提供ライブ配信型、ウェビナー型
少人数と意見交換ミーティング型
質の高い講義を残したいオンデマンド型
双方向だけど荒らされたくないウェビナー型

まとめ|配信タイプの選定が“成功の分かれ道”になる

ウェビナーやオンラインイベントは、「伝える手段」であると同時に、「参加者との体験価値」をつくる設計でもあります。

同じ登壇内容でも、配信形式によって視聴者の満足度や反応は大きく異なります。だからこそ、企画の段階で「どの配信タイプにするか」を慎重に選ぶことが、成果を出す第一歩なのです。


ウェビナーやオンラインイベントの企画を相談したい方は

「どの形式で配信すればいいのかわからない」「登壇者の調整や当日の進行まで支援してほしい」など、

ウェビナー・セミナーの企画・運営でお困りの担当者様は、ぜひ一度【品川動画配信スタジオ】までご相談ください。

✅ ZoomウェビナーからYouTubeライブ配信、オンデマンド収録まで幅広く対応
✅ 登壇者サポート、台本制作、リハーサル運営もまるごと支援

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用語解説集(はじめての方向け)

  • Zoomウェビナー:Zoomの有料オプションで、登壇者以外の参加者はカメラ・音声が使えず視聴のみ可能。荒らされにくく、情報発信向け。
  • Zoomミーティング:会議形式のZoom。参加者同士がカメラ・音声を使って会話できる。
  • オンデマンド配信:事前収録した動画を好きな時間に再生できる方式。YouTubeなどの形式と同じ。
  • ライブ配信:リアルタイムで映像・音声をインターネット配信する方法。
  • プレミア公開:YouTubeなどで、収録済み動画を「ライブ風」に配信する演出機能。チャット機能なども使える。
  • インタラクティブ形式:視聴者と登壇者の間で、チャット・音声・映像などを通じて双方向のやりとりが可能な配信スタイル。