
お世話になります。
品スタ:森 正宏です。
ここ1年くらいで、「防音」に関する
ご相談がとても増えた印象です。
・トラックの走行音
・会議室で撮影したときの隣の話し声
・エアコンや空調の音
これは動画撮影には必ずついて回る問題…
今回のメルマガでは
品川動画スタジオはどう対策しているか?
3つのポイントに絞ってお伝えします。
対策① 防音環境の整った場所で撮影する。
正直これが最大のポイント。
収録にのってしまった騒音を消すのは
我々プロでも大変に難しいです。
空調や電気ノイズは
一定なので除去しやすいのですが
サイレン、ヘリコプター、
街宣車や選挙カーの声などは
通常は修正不可能と思った方が良いです。
(やりすぎると元の音声も削れてしまう)
ですから、そもそも
そういった音が入らない環境で
収録をすることが大前提となります。
また、一見静かそうな会議室でも
収録時には気が付かないですが
人の往来音や反響音が入りやすいため
注意が必要です。
対策② 常時モニタリングして、収録停止の判断・指揮をとる。
環境を整えてもどうしても
入ってきてしまう「音」は存在します。
例えばサイレン。
これは弊社のスタジオでも
若干ながら入ってきてしまいます。
というか、サイレンが聞こえないと
万が一の時に危険です(^^;
なのでテレビ局内でもサイレン音は
聞こえてきます。
ですから、そういった時に
「これは後で消せるから続行」
「これはNGだから止めよう」
と判断して現場指揮をとることが重要です。
そのためには
音声は常にモニタリングして
おかなければなりません。
実は収録中に最も気を使っているのは
映像ではなく「音声」の方なのです。
対策③編集時にノイズ除去・整音を施す。
①静かな環境で撮影し、
②騒音が入った場合は撮影を止めても、
必ず何らかのノイズは乗っています。
空調音もそうですし
マイク自体の電気的ノイズも
防げません。
なので
編集時にノイズ除去・整音を施して
やっと完成です。
それでストレスのない
クオリティの高い動画が完成します。
弊社は長年の経験から、この3段構えで
対応することがベストと結論づけました。
なので弊社のサービスは
・スタジオ
・ディレクター付き
・ノイズ除去、整音はデフォルト
の3セットとなっている訳です。
そして最後にもう1つ。
最も大切なのは
音は100%防ぐのは不可能なので
ある程度で妥協すること!
気にしすぎて、音を消しすぎて
逆に聞こえづらくなってしまった…
というのは動画ではあるある。
必ず誰もが通る道です。
ある程度対策したら
それ以上は気にしないこと。
これが大切。
例えば
講師の呼吸音や身振り手振りの音まで
削ってしまったら、
キャラクター性も削ってしまいますし
多少のノイズや物音は実は
リアルさでもあり共感を引き出すことも
あるわけです。
いかがでしたでしょうか?
色々書きましたが、
まずは静かな環境で収録すれば
殆どの問題は防げます。
自社で撮影する場合は
ぜひ環境の確保をお願いします。
品川動画配信スタジオ(略称:品スタ)
森 正宏
p.s.
その静かな環境の確保が難しい!!!
という方のための
品川動画配信スタジオです。
・セミナー研修動画に特化
・ディレクターが収録管理
・ノイズ除去、整音して納品
ぜひご相談ください。
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