〜種類と使い分けを知らないと「見られない動画」になるかも〜

セミナー動画のテロップ、正しく使えていますか?

〜種類と使い分けを知らないと「見られない動画」になるかも〜

【よくある悩み】セミナー動画を見返しても、なぜか印象が薄い…

  • 「講師の顔がまったく思い出せない」
  • 「スライドの内容が全然頭に残っていない」

この原因、テロップの使い方にあるかもしれません。

企業や官公庁の動画担当者の方でも、「テロップはとりあえず全部入れておけば安心」と思っていませんか?
実はそれ、逆効果になることもあるのです。


セミナー・研修動画で使われる「5つのテロップ」

テロップはすべて同じではありません。
適切に使い分けることで、伝わる動画・印象に残る動画になります。

1. タイトルテロップ(導入タイトル)

動画の最初や各パートの切り替わりで使う「見出し」です。

2. サイドテロップ(セクションテロップ)

画面の端に固定表示されるカテゴリ名や話題タイトル。
「今、何の話をしているか」が一目でわかります。

3. お名前表示テロップ(ネームテロップ)

登壇者や講師の名前・所属を表示する定番テロップ。
初対面の視聴者にも信頼を持ってもらうために重要です。

4. 強調テロップ(キーワードのみ)

話している内容の中で、特に重要な単語・フレーズだけを出すタイプ。
視聴者の集中力を引きつけたい場面に使います。

5. フルテロップ(全文字幕)

話している内容をすべて文字にして表示するスタイルです。
ただし、フルテロップにも2種類ある点に注意が必要です。


フルテロップには「原稿あり」と「原稿なし」がある

■ 原稿あり:内容を正確に字幕化する

事前に用意された原稿を元に、一言一句正確にテロップ化します。
製品紹介・広報動画・eラーニングなどに多い形式です。

■ 原稿なし:話し言葉ベースでテロップを構成する

撮影後の映像を元に、音声の文字起こし+整文でテロップを作成します。
自然な表現を優先しますが、そのぶん確認のやりとりも発生します。


【注意】フルテロップは使いどころを間違えると逆効果

テロップは強力な伝達ツールですが、入れすぎると視聴者の注意が分散してしまいます。

とくにフルテロップを常時表示すると、

  • 視聴者は字幕ばかりを追ってしまう
  • スライドや講師の表情が記憶に残らない

という現象が起きやすくなります。
「とりあえず全部テロップ」は、むしろ“伝わらない動画”になるリスクがあるのです。


セミナー動画を効果的に見せるには「テロップ戦略」が不可欠

目的に合わせて、必要なテロップを、適切な場面にだけ使う。
これがプロ品質のセミナー動画制作に欠かせない考え方です。

  • 聴衆の理解をサポートするサイドテロップ
  • 講師の説得力を損なわない強調テロップ
  • 内容をしっかり届けるための原稿ありフルテロップ

1本の動画でも複数のテロップを使い分けることで、伝わる力は格段に上がります。


テロップ編集に迷ったら、プロに相談を

品川動画配信スタジオでは、セミナーや研修・eラーニング動画に特化した「見やすく、伝わる」テロップ編集をご提案しています。

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そんなときは、お気軽にご相談ください。
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