ウェビナー・動画撮影で失敗しない話し方|現役アナウンサー 楪望さん(Abema Newsキャスター)に教えてもらいました【品川動画配信スタジオ】 セミナー・研修・講演・e-ラーニング

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この記事のざっくりまとめ

  • ✅ウェビナーや動画撮影でよくある悩み「カメラ目線」「間違い」「緊張」を解決
  • ✅プロのアナウンサーが実践する考え方や心構えが学べる
  • ✅堅くなりすぎず“伝わる話し方”で、視聴者に安心感を与えられる

ゲストプロフィール

楪 望(ゆずりは のぞみ)さんプロフィール
アナウンサー・広島県観光特使。横浜国立大学 教育人間科学部卒。
卒業後は広島ホームテレビ、テレビ大阪にアナウンサーとして在籍。局アナを4年間経験した後、フリーに転身。報道からバラエティまで幅広いジャンルで活動しており、現在は成長率の高いネットメディアに着目。ABEMAのニュースチャンネルで、1日6時間の生放送で報道キャスターを務めている。その他、SNSを通じたインフルエンサーとしても活動中。


ウェビナーや動画撮影、失敗しない話し方のコツ【全文対談】


カメラ目線が苦手…初心者はどうしたら?


ウェビナーで必ず聞かれる悩みNo.1が「カメラ目線ってどうしたらいい?」なんですよ。

楪さん
私たちもカメラに向けられるのは緊張します(笑)。新人時代に研修で言われていたのは「カメラと思わないこと」。
目の前にいるおばあちゃんやおじいちゃんに話しかけるつもりでやると、自然に話せます。

スマホのカメラで練習するのもおすすめです。無機質なカメラとにらめっこするより、人を思い浮かべた方が自然ですよ。


ずっとカメラを見つめ続ける必要はない?


カメラ目線を意識しすぎて、原稿を読んで句読点ごとに目を上げるくらいでいいんじゃないかって言ってますが…

楪さん
その通りです。人と会話してる時、ずっと目を見つめ続けないですよね。
ウェビナー中も、資料を見ながらでいいんです。大事なのは目の前の人と話す感覚です。


間違ったらどうしよう? 緊張しないためのコツ


次によくあるのが「間違ったらどうしよう」でガチガチになる問題です。

楪さん
私たちアナウンサーでも間違えます。でも、間違っても訂正すればOK。
そのためには、自分の言葉で理解して話していることが大切です。原稿をただ読むのではなく、内容を理解しながら話すと訂正も自然にできます。

あと、**スタートはゆっくり話すこと。**焦って早口になると間違いやすいんです。これは私自身も気をつけています。


堂々と話すコツと心構え


「どう喋ればいいのかわからない」という漠然とした不安を抱える方も多いんです。

楪さん
もう「座ったらやるしかない」と腹をくくることですね。そのために準備をしっかりして、積み重ねで自信をつけていく。
企業のウェビナーでも、**堅くなりすぎず砕けるところは砕けてOK。**ロボットじゃないんですから。ちょっと間違ってもクスッと笑いに変わるくらいでいいんです。


視聴者はそこまで細かく見ていない


出演者がカメラ目線や原稿間違いをそこまで気にしなくていい理由って、視聴者はそんなに見てないんですよね。

楪さん
本当にそうです。出演者が緊張してると、それが伝わって視聴者も不安になります。堂々と進める姿勢が大切。間違えるなら堂々と間違える。誰かが突っ込んでくれます(笑)。


まとめ

ウェビナーや動画で話すとき、大事なのは完璧を目指すことではなく、「伝えよう」という気持ち。

堂々と、自分の言葉で、目の前の誰かに話すつもりで取り組んでみてください。
ちょっとした失敗すら、あなたらしさとして伝わる武器になります。


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筆者紹介

森 正宏(品川動画配信スタジオ)
企業・官公庁向けセミナー動画、ウェビナー制作専門。登壇者が話しやすく、伝わる進行設計に定評あり。


品川動画配信スタジオについて

企業・官公庁向けオンラインイベント、ウェビナー、セミナー動画制作に特化したスタジオです。撮影・配信だけでなく、企画や設計段階から“伝わる場づくり”をサポートしています。
https://shinagawa-douga-studio.com/


用語解説

ウェビナー:Web+セミナーの造語。オンラインで行うセミナーや説明会のこと。
カメラ目線:映像で視聴者に向けて話す際、レンズを見ることで目が合っているように見せる手法。
フリートーク:台本に沿わず、その場の流れで会話を展開する話し方。