- zoomウェビナーは使い慣れたツールで参加者1万人以上の大規模イベント開催可能
- GigaCastは共有画像も高画質なので資料解説が多い説明会向き
- コクリポウェビナーは、初期費用と1ヶ月無料で使える
- ウェビナーの内容によってはツールが必要のないケースもある
もはや一般的になりつつあるウェビナー。これは元々ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を掛け合わせた造語で、オンライン上で行われるセミナーのことを指しています。なのでオンラインセミナー やウェブセミナーも同義語です。
ウェビナーには、ウェビナー専用のツールが存在します。ビデオ会議システムで有名なzoomにもzoomウェビナーという機能がミーティングとは別にあります。
ウェビナーはZoomミーティングでも、YouTubeやFacebookなどのライブ機能を利用しても開催はできます。しかし、参加者と細かいやりとりをする必要があるならウェビナーツールの利用を検討する必要があるかもしれません。
もちろん、YouTubeやFacebookでもチャット機能があるので、参加者とのやりとりはできます。しかし、より臨場感がある双方向のやりとりをしたいなら、ウェビナーツールは必須となります。
ちなみにGoogleで検索してみるとウェビナーツールがたくさん出てきます。しかし、一覧で比較できるわけではないので、違いがわかりづらいのが難点。サービス説明ページから一つ一つ特長を他社と付け合わせる、、、。嫌になりますよね。
そこで、今回は有名どころの6のウェビナーツールの違いを調べて一覧でまとめてみました。
ウェビナーツールを比較検討している方はぜひ参考にしてください。
ウェビナーツール6社の比較一覧
Zoom | GigaCast | V-CUBE | Cisco | コクリポ | ネクプロ | |
ポイント | 最大100人のパネリスト、最大5万人の出席が可能 | 共有画像の文字も鮮明に見える「高画質な映像・資料配信」 | 初期費用無料・1ヶ月無料お試しあり | |||
最大接続数 | 50,000 | 6,000 | 10,000 | 3,000 | 300 | 詳細問い合わせ |
告知&フォロー | ○ | ○ | – | ○ | ○ | ○ |
アンケート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サポート | チケットとライブチャット | 面倒な設定や登録は丸投げ可能 | 24時間365日サポート | 詳細問い合わせ | オンライン操作説明会
主催者向けメールサポート |
詳細問い合わせ |
時間制限 (最大) |
最大30時間/月 | 最大30時間/月 | 詳細問い合わせ | 詳細問い合わせ | 最大20時間/月 | 詳細問い合わせ |
1回10時間まで | ||||||
月額料金 (最安) |
7,400円~(有料プラン2,000円+ウェビナーアドオン5,400円) | 9,800/月~ | 詳細問い合わせ | 詳細問い合わせ | 30,000円/月 | 5,000/月~ |
その他特長 | ウェビナー収益化のオプションあり | プリペイド式の利用料金設定あり | 配信サポートや専用スタジオあり | 有料ウェビナーの場合、参加者からの支払いはクレジットカード、PayPalでの支払いが可能 | ウェビナー集客・予約募集用ページ作成機能 | – |
*有料プランのみ比較
*2020年11月現在
zoomウェビナーは抜群の知名度と圧倒的な接続数!1万人以上の大規模イベントの味方
Zoomウェビナーを利用するメリットは、なんと言っても圧倒的な知名度。もはやオンラインイベントといえば、zoomが代名詞になりつつあり、一般人にまで浸透、利用されています。参加者にとって、利用したことがないプラットフォームは不安もあります。しかし、zoomならそれがありません。
- 「新しいツールは不安、、、」
- 「聞いたことがないツールよりも『zoomウェビナー』の方が参加者の反応が良さそう」
といった使い慣れた安心感やzoomブランドが有効に機能するなら、Zoomウェビナーを利用するのがいいでしょう。
また、zoomウェビナーは最大5万人が参加できる大規模イベントを開催できます。
なので、
- 全国各地で開催していたセミナーやイベントをオンラインに一本化したい
- 団体や企業の支店など、複数の拠点向けで参加者が多い
- 世界へ向けての発信など大規模なオンラインイベントを開催予定
など
比較的大規模なイベントが想定されるならzoom一択となるでしょう。
zoomウェビナーの特長1: 最大5万人までカバー
最大100人のパネリスト、最大5万人の出席が可能。
zoomウェビナーの特長2:サポート充実で初の大規模イベントでも安心
企画、リハーサル、ライブサポートなどのオンラインイベントコンサルティングサービスがあり、大規模イベントを検討している企業でも安心。
zoomウェビナーの特長3:レポートや分析機能が充実
登録者、参加者、投票、参加者のエンゲージメント、Q&Aに関するレポート作成とアナリティクスが充実。フォローアップに役立ちます。
「単発で利用したい!」「まだ継続利用するかわからない」だったらGigaCastで決まり!
GigaCastのメリットは、月額固定ではないこと。単発利用ができるプリペイド式プランがあり、継続的な利用がまだ不透明な場合に便利。
- 「今のところ、ウェビナーの予定は年内1~2回だけ、、、。それなのに年契約での月額固定費や多額の初期費用がかかるのはちょっと、、、。」
- 「開催頻度に応じて予算を配分できたらいいのに、、、」
とウェビナーのライブ配信をしたいが、継続利用が前提のプランが多く困っていたという企業に最適です。
◆GigaCastのライブ配信なら共有資料が鮮明に見える!
また、GigaCastの注目ポイントとして、「高画質な映像・資料配信」ができる点があります。ライブ配信ではデータ量が多くなることから、共有した資料が不鮮明になることがあります。 これは一般的なライブ配信ツールでは「画面を丸ごとビデオ配信している」ためです。
ウェビナーのライブ配信中に資料を画面共有しながら解説。すると参加者からは、、、
「画像が荒くて文字が読めない」
とコメントが入ってしまう、、、。
これでは困りますよね。
しかし、GigaCastでは「ビデオ配信をカメラ映像だけ」に絞って配信。これによって、より高解像度の映像が配信できるようになっています。 資料をベースに説明を行う機会が多いサービス紹介や商談、あるいは会社説明会。こういった内容でライブ配信を検討しているなら、鮮明な画像で資料共有ができるGigaCastが最適です。
画像引用:GigaCast公式サイトより(https://powerlive.logosware.com/hikaku/hikaku02/#usp1)
GigaCastの特長1:会場型セミナーからの切り替えが安心
リアルの会場型セミナーで行っていた作業を丸ごとオンラインに切り替えできること。「会場型セミナーをオンラインに切り替え」と言うコンセプトで、これまで会場セミナーをそのままオンラインでやりたいといったニーズに応えられるツールとなっています。
- ライブ配信機能
- 告知
- 申し込み
- アンケート
など実際のセミナー実施で必要なことを全てカバーしています
GigaCastの特長2:使う分だけでOKのプリペイド式プラン
使う時に使う分だけ購入可能(継続契約は不要)で月額固定とプリペイド式のプラン があります。
- 定期的な開催がある企業は月額固定で月額は9800円~
- 5時間×25名の場合(時間と人数で変動)
- 5時間×500名の場合:104000円
- 単発利用にはプリペイド式 (1セミナー3,200円)
- 最低購入金額は4万~
- 継続利用の検討中なら無駄なコストがかからず便利
- たくさん利用したい場合は、時間指定プラン、従量課金プランがあります
GigaCastの特長3:面倒な設定は丸投げOK
面倒な設定や登録は丸投げ可能 。
システムの面倒な設定、登録は全価格部アウトソース可能。
紙1枚分の操作だけ覚えればセミナー開催できます。
会場型セミナーをまるっとオンライン化ならコクリポウェビナー
コクリポの魅力は初期費用と有料プランが1ヶ月無料で利用できること。ウェビナーの開催経験がない企業にとって、継続的に使うかどうかわからないツールにコストをかけるのは及び腰になりますよね。あるいは、他のウェビナーツールも検討していて、どのツールが自社にとってベストなのか?あれこれ、検討してみたいと考えている企業にとっても、コクリポウェビナーの1ヶ月無料はとても心強い味方となるでしょう。
- 「使ってみたら、思ったのと違った、、、。でもコストもかかっているので、今更変えられない」
- 「年契約したものの結局、使ったのは数回だけ。コストの無駄だった、、、」
といった心配もなくなります。
◆ウェビナー初開催企業に優しい集客ページ簡単作成機能!
またコクリポはウェビナー集客や分析の機能が充実しています。集客ページが簡単に作れたり、参加者の管理分析が簡単にできるのは便利です。
これまで会場型のリアルセミナー開催がメインだった企業にとって、オンラインの集客に戸惑うことも多いはず。
なので、ウェビナー開催が初めてで
- 「ウェビナー開催は決まったけど、告知や集客はどうしよう」
- 「次回の開催に向けてウェビナーの分析をしたけど、どうしたら、、、?」
といった悩みもなくなります。
これから頻繁にウェビナーを開催していきたいと言う企業にとっても毎回、告知ページを作る苦労から解放されます。
- ウェビナー開催が初めて
- 頻繁にウェビナーを開催予定
の企業にとってコクリポウェビナーは最適なツールと言えるでしょう。
コクリポの特長1:集客ページを簡単作成
ウェビナー集客・予約募集用のページを簡単に作成 。
タイトルや概要、開催日時を入力するだけでウェビナー集客・予約募集用のページが完成。
準備・集客・予約者管理から当日の登壇者の操作まで、ウェビナーを始める・行うことが「とにかく簡単」
コクリポの特長2:データ管理・分析機能が充実
データ管理・分析が簡単 。ウェビナー参加者の入退場履歴やチャット履歴、アンケート結果などのデータ管理・分析が可能。ウェビナー終了後の自動アンケート表示機能があり、高いアンケート回収率を誇ります。
コクリポの特長3:1ヶ月無料で使える
有料プラン利用で1ヶ月間無料 。月額定額制ですが、初めて有料プランをご利用される場合、無料で1ヶ月間ご利用ができる。最低利用期間の設定もなし
ウェビナーツール6社比較のまとめ
6社中3社の詳細がほぼ問い合わせ対応となっており、サイト上で確認できる情報は少ない状態でした。詳細については問い合わせてみてください。
詳細が確認できたzoom、GigaCast、コクリポの3社に関してはそれぞれ特長がくっきりと分かれていました。
- Zoomは抜群の知名度と大規模ウェビナーに特化。
- GigaCastは、高画質で資料の共有が鮮明。
- コクリポは初期費用や初月無料。
といった具合です。
結局、どのウェビナーツールがいいのか?は開催したい内容によって異なります。検討した結果、ウェビナーツールが必要ないケースもあるでしょう。
例えば、参加者との双方向のやり取りが必要ない場合、YouTubeやFacebookのライブ機能だけで十分かもしれません。チャット機能があるので、そこで質問を募って、必要な質問だけに回答することもできます。
主催者側だけでなく、参加者が使い慣れないツールは予期せぬトラブルも想定されます。
なので、双方にとってどのウェビナーツールがベストなのか。そもそもウェビナーツールは必要なのか?など。自社にとってどの形が最適なのかをよく検討してツールを選択するようにしてください。
ウェビナー開催が初めてで、どうすればいいのかわからない。
という方は、動画スタジオを利用してサポートを受けながら開催するのも一つの方法ですよ。
動画スタジオをお探しなら品川動画スタジオもご検討ください。