なぜ画面共有でパワーポイントがフリーズするのか？

From：森 正宏

突然ですがクイズです。

ウェブ会議をしている時の“3大フリーズ現象”と言えば？

【答え】
・パワポがフリーズした
・カメラがフリーズした
・ZOOMがフリーズした

です。

これ、
恐ろしい事によくあることですが

特に最近「パワーポイントのフリーズ」は
目立ってきています。

『いつもは大丈夫なのに
　イベント時に限って止まってしまった…』

なんて経験をされた方も多いのでは？
私も想像するだけで胃に穴が空きそうです。

でもなぜ
イベントに限ってトラブルが起こるのか？

実はちゃんと理由があります。

理由１

「参加人数」

ウェブ会議システムは想像以上に
負荷が高い処理です。

そして参加者が増えるほど
同時並行で多くの映像処理をするので
その負荷は激増します。

なので、普段は問題なくても
イベントも大丈夫とは限りません。

経験値でいうと
30人以上が参加する場合は
PCスペックは見直した方が良いです。

理由２

「画面共有」

意外と知られていませんが
画面共有機能はかなりハードで
過酷な処理なのです。

便利で手軽な反面、止まりやすい
リスクを抱えた機能と言えます。

理由３

「パワーポイント」

これは広く知られていますが
パワーポイント自体がそもそも重いですね。

しかもイベントの時は
写真や動画を使うことも多いですから
どんどん重くなってしまいます。

なので
さらにPＣ負荷が増えてしまう訳です。

という訳で
参加者が多くなるイベントでは

１．参加人数

２．画面共有

３．パワーポイント

と、3つの要素が重なり合って

『フリーズする』

というトラブルを引き起こす訳です。

では対策は？

とはいえ
参加人数はコントロールできないですし

画面共有を使わない特殊な方法も
動画スタジオでもない限り難しい。

しかし
一点だけ方法があります。

それは
PDFを使うこと。

重いパワーポイントもPDF変換すれば

・容量が少なく

・動作が軽快

になります。

ウェブ会議システムの普及で
改めてそのメリットが見直されているんですね。

私も、
スライドが大容量になったときは
PDF変換して使っています。

アニメーションなどは
1枚スライドを追加することで対応。

　動作が軽くて不安がないので
話すことに集中できるのは、
登壇者として非常にメリットですね。

という訳で
大容量のパワーポイントの時は
PDF変換して画面共有することを
おススメします。

今回の動画では
そのやり方とコツを解説しています。

“失敗できない”イベントの時は
重宝するテクニックです。

ぜひご覧ください。
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