品川動画配信スタジオでは、
「オンラインセミナーで動画を再生したい」
といった要望を受けることがよくあります。例えば、
- 商品紹介の動画を流す
- 会社紹介用のカッコいいムービーを流す
- 講演を事前に収録しておいて、途中で流す
といった用途でオンラインセミナー中に動画を流すことがあります。
この記事では、オンラインセミナーで動画を流す際のポイントと方法について解説します。
↓動画で見たい方はこちら↓
動画を流す目的に応じて配信ツールを変える
まず、どうやって動画を流すか、よりも大切なのが、動画を見てもらう際に何を一番大切にしたいか、を明確にすることです。
それによって、どうやって動画を流すのがベストなのかが変わってくるからです。
オンラインセミナーには4つのパターンがあります。
- 一方通行型のライブ配信
- 双方向型のウェブ会議
- 録画配信型のオンデマンド配信
- 複合型のライブ配信+動画
そして、もし動画を見てもらう際に重要視することが
- 動画をカクつきなくスムーズに見せたい
- スムーズにシーンを切り替えたい
だったとしたら、ライブ配信を使うことがオススメです。
動画をキレイに見せるならライブ配信
Zoom等のウェブ会議システムでも動画を見てもらうことはできるのですが、動画を共有した際によくあるのが、
- 動画がカクカクする
- ぼやけて見える
- 途切れ途切れになっている
といった現象です。
そもそも、ウェブ会議システムは、オンラインでリアルタイムで双方向の会話のやり取りをすることを前提に作られているツールです。そのため、データを軽くして、やり取りをスムーズにする仕様になっているので、動画のがコマ落ちして、粗っぽくなったり、途切れたりします。
また、参加者側の視聴環境も動画のクオリティーに影響を及ぼします。主催者側が安定したネット回線を使っていても、参加者側が不安定なネット回線や低いスペックのPCで視聴していると、共有される動画もカクカクしたりしてしまいます。
なので、Zoomで動画を共有した際、主催者側と参加者側でこれだけ見え方が異なります↓
600人くらいが参加する商品説明会で動画をZoomで流したのですが、視聴者から「動画がぼやけて見える」といった反応が返ってきました。ですが、主催者側のPCを確認してみると動画はキレイに流れていました。
後々原因を調べてみても、動画自体には問題はなく、視聴者サイドの環境の問題であることが話わかりました。
とはいえ、せっかく作った動画がキレイに映らなかった、という事実は変わらないので、その後しっかりと動画を見せたいオンラインセミナーはYouTubeライブで実施するようになりました。
また、スムーズな切り替えという面でもライブ配信ならこのようなことができます↓
決してウェブ会議システムが劣っている、ということではありません。なんとなくの雰囲気を感じてもらうためにサンプルの動画を共有する、といった目的なら十分に対応できます。
キレイに見てもらうことが最重要かどうか、といった視点で配信ツールを選ぶことが大切です。
まとめ
今回は、オンラインセミナーで動画を流す際、どの配信ツールを選べば良いか、について解説しました。
大切なのは目的が先にあって、配信ツールが決まるということです。
目的が
- 動画をカクつきなくスムーズに見せたい
- スムーズにシーンを切り替えたい
ということならライブ配信がオススメです。
配信ツールをうまく使い分けてオンラインセミナーを成功させてください。
追記
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