ウェビナーを主催する際に気になる数値の一つが出席率です。申し込み後にいわゆるドタキャンが多発して
「申し込みはたくさんあったのに、いざ開催してみると参加者数が思ったよりも少なかった…」
といった悩みを聞くこともよくあります。
ウェビナーを開催する企業・団体も増えてきたという背景もあり、単にウェビナーを開催するだけでは中々参加してもらえなくなっていきているからです。
そこで、この記事ではウェビナーの出席率を高めるための方法を解説します。申込数だけでなく出席率を高めたい方はぜひ参考にしてください。
出席率:事前の申し込みに対して実際に見てくれた数
完走率:ウェビナーを最後まで見てくれた割合
アンケート回収率:アンケート回答してくれた割合
問い合わせ率:ウェビナー参加者のうちから申し込みや問い合わせ
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ウェビナーの出席率リアルな数字
まず、ウェビナーの出席率は一般的にどれくらいなのかを紹介します。
前提として、誰に向けて開催するウェビナーなのかによって出席率は大きく異なります。例えばウェビナーの目的は
- 新規見込み客の獲得
- 既存顧客へのエンゲージメント
- 社内メンバーへの研修
など、多様に渡るので、一概に定義するのは難しいのですが、今回は「新規見込み客(リード)の獲得」といったところに絞って紹介します。
品川動画配信スタジオでは毎月新規見込み客獲得を目的とした無料ウェビナーを開催しているのですが、平均すると下記の結果になっています。
出席率:70%
完走率:90%
アンケート回収率:20%
問い合わせ率:10%
もちろんウェビナーの規模が多くなるほど上記の数字は悪くなりますし、逆にターゲットを絞れば数字は良くなります。上記は出席者が30~40人ほどの場合の数字です。もし同程度のウェビナーを開催する際は結果を判断する際に参考にしてください。
では次に、上記の数字をベースにしてどうすれば出席率を高めることができるのか、といったことを解説していきます。
出席率を高める「COR」
出席率を高めるためにできることは3つあり、それぞれの頭文字をとって「COR」で表現できます。では、一つずつ解説していきます。
Concept(コンセプト)
何より大事なのは、見込み客にとって魅力的なウェビナーを企画することです。
見込み客が関心のあるテーマでウェビナーを企画して、最も注意を引くウェビナーのタイトルにこだわることで「絶対に参加したい!」と思ってもらうことができます。
仮に同じような内容のウェビナーでも、タイトルを変えるだけで申込数や出席率が大幅に改善することがありますので、タイトルは時間をかけて考える価値があります。
Offer(オファー)
ウェビナーの参加者特典やプレゼントを用意することも効果的です。
オファーに関しては「何がもらえるか」よりも特典があるかどうかの方が重要ですので、特に時間やコストをかけて用意するのではなく、簡単に用意できる何かウェビナーに関係のある資料や、プレゼンスライドを特典にするだけで十分魅力的になります。
Remind(リマインド)
リマインドとは「開催まで~日!」といったお知らせのことです。
品川動画配信スタジオの場合は、申込者に3回はリマインドをすることを基本にしています。大規模なウェビナーなら1週間前、3日前、当日といった感覚でメールを送ります。
ウェビナーは申し込みやすい分、心理的にキャンセルもしやすいので、忘れられないためにもリマインドは重要です。
まとめ
今回はウェビナーの出席率を高めるための方法を紹介してきました。
- タイトルにこだわる
- 特典を用意する
- リマインドメールを送る
といったことを覚えておくだけで出席率が高くなります。
リアルセミナーの場合は、集客に注力すれば良かったのですが、オンラインセミナー ・ウェビナーの場合は申し込みがあったからといってそれで安心ではなく、出席率を高めることにも注力する必要が出てきました。
どんなに素晴らしいウェビナーも見てもらわなければ価値が伝わりません。
ウェビナーの中身をしっかり考えて参加者に満足してもらうことに加えて「見てもらう」ことまで考えて全体の企画をすることで、ウェビナーから得られる効果も高くなってきますので、是非この記事の内容を実践してみてください。
追記
出席率を高めることもそうですが、ウェビナーはリアルのセミナーに比べて工程が多くなっています。せめて配信の心配はしたくない…と思われた方は、ウェビナーの配信を丸ごとお任せできる品川動画配信スタジオまでお問い合わせください。