From:森正宏
この1年で企業にもウェビナーやライブ配信がすっかり定着しました。しかしまだまだ…
- 何から着手すれば良いか分からない
- どのツールを使えば良いのか分からない
- やっていることが正解なのか不安
と手探りで企画を進めている担当者の方も多いのでは?しかし、その不安はウェビナーの4つのタイプを知り、目的によって使い分けることで多くが解消されます。
毎日ウェビナーの相談を受ける中で気が付いたのは…気にしなくても良いことまで把握しようとして、情報過多でパンクしてしまっている。そんな企業担当者様が多いこと。例えるなら、表計算だけしたいのにパワーポイントの勉強を一からしているるようなもの。それはいくら何でも大変です。
この記事では、企業の担当者様が知っておきべき「ウェビナー4つのタイプ」と、その特徴やメリット、代表的なツールを解説しています。これはZOOMとMicrosoft-Teamsの違いとか、YouTubeの設定方法の話ではありません。ウェビナーの企画前に知っておくべき全体像を解説します。
講師が遠隔でも選択肢はZOOMだけではない
例えばこんな例。講師が遠隔なのでZOOMにしなければならない。というケース。
・通信が途切れないか不安
・途中で相手がフリーズしないか不安
・お互い操作ができるか不安
と遠隔中継は技術的にもハードルが高く不安が尽きません。ところが4つの種類を知ると…
『なんだ、こんな簡単なことだったんだ!』
と一気に不安が解消され、企画がぐんぐん進み始めます。一人で考え込んでいては見えなくても、外部に相談することで色々な選択肢に気付くことができます。
そのため私たちは、実際の配信前の企画や運営の相談・アドバイスに力を入れています。そうする事でやることが絞られ、担当者様が本来の仕事に集中できるようになるからです。
ウェビナー4つの種類
さっそく4つの種類を見ていきます。
・講演型ウェビナー
・双方向型ウェビナー
・録画型ウェビナー
・講演+録画複合型ウェビナー
講演型ウェビナー
スタジオで講師が講演し、視聴者はオンラインで視聴する一方通行型のリアルタイム配信。代表的なツールはYouTubeやVimeoです。公式感がありオフィシャルな企業配信で最もよく使われています。
高画質・高音質で、伝えたいことをしっかり伝えられるため、アーカイブにも最適です。視聴者の参加負担が少ないのもメリットです。
双方向型ウェビナー
講師と視聴者が双方向でコミュニケーションを取る双方向型のリアルタイム配信。代表的なツールはZOOMやMicrosoft-Teamsなどです。プライベート感があり、ワークショップや討論会によく向きます。
視聴者の表情や反応が分かるため、相手との関係性を築き、一体感を生むことができます。ただし参加者にもツールの使いこなしや受信環境の整備など一定のハードルがあります。
録画型ウェビナー
事前に収録した動画を期間を決めて配信するオンデマンド配信。テレビで言えば生放送ではない収録番組のようなものです。代表的なツールはYouTubeやVimeo、社内サーバやイントラネットでの視聴という方法もあります。言い間違いが許されないシーンや、講師の都合が合わない場合など、より失敗できない企業配信で使われます。
講演型と同じく高画質・高音質で、しかも(当然ですが)何度でも撮り直しが可能という他にはないメリットがあります。
講演+録画複合型ウェビナー
講演型のリアルタイム配信の途中で、事前収録した動画を再生してみてもらう方法です。テレビ番組で言えば、生放送の途中に「VTRをご覧ください」というパターンのものです。
講師が遠隔の場合でも、ぶっつけ本番ではなくしっかりとしたコンテンツを届けることができます。当日の不安の多くを軽減できるため、最近主流の方法です。
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ウェビナーは全体像を把握することがポイント
いかがでしたか?
ZOOMの操作や、YouTubeの設定といった具体的なことを考える前に、知っておくべき全体像を解説いたしました。この全体像を知ることでやらなくて良い事が分かり、しなくて良い心配を無くす事ができます。そうすれば、あなたは本来の仕事に集中でき、よりクオリティの高いウェビナー・オンライン配信を参加者に届けることができます。
品川動画スタジオは、単なる配信スタジオではなく、企業・団体様のオンライン動画を代行する会社です。ウェビナーという「コスト・時間・物理的」制約を取り払える手法を使って、あなたの価値ある情報を日本中・世界中に発信するお手伝いをさせて頂きます。