「せっかく苦労して動画をYouTubeにアップロードしたけれど再生回数はたったの3回…」
なんて事のないようにしたいですよね。YouTubeを活用してビジネス展開をするあればなおさらです。
きちんと自社の商品サービスを必要としている人に動画が届くようにするためには、YouTubeは単に動画をアップロードするだけでなく、ルールに従って最適な設定と導線を設計していくことが重要です。
それをYouTubeの最適化と言います。
YouTubeの最適化とは?
YouTubeの最適化とは、例えば動画の
- タイトル
- 説明文
- タグ
などの設定です。他にもYouTubeチャンネルの設定やキーワード設定などなど。
普段何気なく動画を見ていると気が付きませんが、YouTubeは非常に緻密な設計がされており、それをするかしないかだけで成果に大きな影響を与えます。
YouTubeの最適化をするとどうなる?
今回弊社では「動画のタグ設定」を変更することでどんな変化があるかテストをしました。
結果
YouTube最適化の前後でインプレッションが8.6倍に。
全動画のタグ設定をおこなった
【対策前】
2018年8月1日~12月31日
月間平均インプレッション:1,842回
↓
【対策後】
2019年1月1日~5月31日
月間平均インプレッション:15,800回
自分のサムネイルが表示された(見られた)回数です。
YouTubeは視聴者の好みにあった動画を様々な場所に「おすすめ」してくれます。
「どれだけ多くの人の目に触れたか?」という指標になります。
- インプレッション数: インプレッションは、YouTube.com で視聴者がトップページ、登録チャンネルのフィード、検索、「次の動画」セクションなどにある動画サムネイルを見たときにカウントされます。このデータはトラフィック ソース別に表示することもできるため、YouTube で動画サムネイルが表示された場所を確認できます。
- インプレッションのクリック率(CTR): カウントされたインプレッションが視聴に変わった割合、つまり視聴者がサムネイルを見た後に動画をクリックした頻度を表します。
出典:YouTube
YouTubeは手軽だからこそ基本に忠実な設定を
タグ設定を変更したことでYouTubeが弊社の動画のことを認識できるようになり、様々な場所で表示されるようになった、という推測ができます。
数値だけで言えば露出が増えたと言えます。
今回のテストからは基本設定ですが忘れがちなタグ。
これは必ず設定し、最適化しなければならないと改めて判明しました。
ぜひ御社のYouTubeの設定も見直してみてください。
インプレッション数や再生回数に惑わされてはいけない
ただし、これには注意が必要です。
企業がビジネス用途としてYouTubeを活用するならばインプレッション数や再生回数だけに惑わされてはいけません。
再生や露出が増えても、それが問合せや購入につながらなければ、何の意味もないからです。
ビジネスYouTubeとユーチューバーさんの違いはここにあります。
集客販売動画は再生回数が10回でも10人購入してくれたらOKなのです。
逆に何万回再生されようと誰も買ってくれず、問合せも来なければ意味がありません。
どうしてもYouTubeは再生回数やインプレッション(露出)に目が奪われてしまいますが、YouTubeをビジネスで使うのであれば、自社の商品サービスを本当に必要としている人に届けることに全力を尽くすべきです。
P.S.
品川動画スタジオでは動画の撮影だけではなく、企業様向けビジネス用YouTubeの構築や動画マーケティングのご相談も承った上でZoomウェビナーやYouTubeオンライン配信、動画制作を承っています。お気軽にお問い合わせください。