他社事例に学ぶ zoom活用法
この記事の結論

・セミナーやイベントはzoomに置き換えれば遠隔での参加も可能に
・商品説明や相談をzoomで対応して購入をサポート
・zoomでのライブ配信もアイディア次第で商品パッケージにできる

オンライン会議に、オンラインセミナー 、オンライン研修、オンライン接客、オンライン飲み会などなど。様々なシーンで利用される機会が多くなったzoom。コロナ以降、新規顧客が20倍に増え、zoom株は新規株式公開以降、5倍余りに急上昇しています。そんな中、多くの企業がzoomのビジネス活用を模索しています。

今回は、zoomのビジネス活用の具体的事例について取り上げます。

zoomのオンラインイベント活用事例

ここではzoomのイベント活用についての事例を紹介します。

zoomウェビナー・オンラインセミナー

参加数が前年の26倍!中古マンション購入セミナー

会議室やホールを利用していたセミナーもコロナの影響で開催がどんどん難しくなり、多くの企業がzoomによりオンライン化を進めています。そんな中、オンラインセミナーに切り替えたことで申し込みが激増した企業があります。AIを使った中古マンション情報サービスを展開するHousmartです。

同社が主催する中古マンション購入セミナー「カウルゼミ」は、これまで会議室などを利用した従来型のセミナーでした。しかし、コロナによりリアルでの開催が難しい状況に追い込まれます。そこで考えたのがzoomよるオンライン開催。結果、セミナーは大盛況。申し込み数が前年の26倍にまで増加したそうです。

参考:マンションジャーナルbyカウルより
https://kawlu.com/journal/2020/04/28/81287/

zoomで葬儀

葬儀を配信!?zoomでオンライン参列

Zoomの新しい使い方として、遠隔の参列システムを提案しているのは、名古屋の西田葬儀社(名古屋市昭和区)。葬儀といえば、三密を避けることが難しいイベントの一つでもあります。葬儀に参加して、クラスター発生。なんてことになったら、遺族の方も形見の狭い思いをしてしまいますよね。実際、完成を危惧して葬儀への参列を取りやめる人も多いでしょう。そこで同社が開始したサービスが「ネット遥拝遠隔参列システム」です。

お葬式の様子をzoomでリアルタイム配信。葬儀場に行かなくても、葬儀に参列ができるのです。感染予防以外にも、遠くて参列が難しい方にも優しいサービスですね。普段なら行きたくても休みが取れずに参列できない方でも、遠隔参列なら、葬儀の時間だけ抜けるといった対応もできそうです。

また、zoomを活用したオンライン事前相談サービスも提供しており、葬儀に関する相談も受付ているようです。

参考:西田葬儀社公式サイトより
https://www.gosougi.co.jp/guidance/webyouhai/

zoomのオンライン接客活用事例

ここではzoomのオンライン接客活用についての事例を紹介します。

zoom法人営業・サービス

専門スタッフによるパソコンのオンライン商談

パソコン工房を運営する株式会社ユニットコムは、『ビジネスご優待会員様対象 オンライン商談』というサービスを行っています。利用にはビジネス会員への登録が必要で、オンライン商談に同時に参加できるのは5名まで。サイトから予約をして利用することになります。

オンライン商談では、zoomを利用して商品選定から納期、大口取引の相談、支払い方法など。商品に関する疑問だけでなく、導入へのアドバイスや提案を専門スタッフから受けることができます。

参考:パソコン工房(公式)より
https://www.pc-koubou.jp/info/business_online.php?pre=bim_c04

小売・オンライン接客

オンライン接客でランドセル販売

オンライン接客でランドセルの販売に百貨店の伊勢丹新宿店も乗り出したようです。伊勢丹新宿店ではLINEのチャットとzoomを活用してのオンライン接客を行なっています。

チャット相談は、伊勢丹新宿本店ベビー子供公式LINEにお友達登録することで利用が可能。質問を投稿すると営業時間内の一両日中には返信してもらえるサービスとなっています。

  • 仕事の都合などでなかなか営業時間に連絡ができない人
  • 電話をする時間をブロックできない人
  • 電話が苦手な人

にとって利便性は高いでしょう。

zoomを使った「おうち de 伊勢丹 forランドセル」の利用にも、公式LINEへのお友達登録は必須となっています。

  1. まず、公式LINEでお友達登録をする
  2. 次に予約ページで会員登録をして予約日時選択
  3. 最後に公式LINE上で予約の確認や事前ヒアリングが行われる流れとなっています。
  4. あとは予約日時になったら、zoomを開始するだけ。

少々手間はかかるものの、自宅にいながら利用できるため顧客の利便性は高いでしょう。

参考:伊勢丹公式サイトより
https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku/shops/baby_kids/school/shopnews_list/shopnews017192211.html

自動車業界もオンライン商談サービスを導入

自動車業界もオンライン化に乗り出してきています。Volvo Cars Japanは公式サイトに「ボルボ・デジタルラウンジ」を開設。その中でzoomを使ったオンライン商談サービスを開始しました。

オンライン商談では、ビデオ通話だけでなく資料も共有しながら、車に関する相談ができます。またボルボ・デジタルラウンジでは、各種スペックや価格の確認、見積もりや試乗の申し込みなども行えます。今後は、整備士とつないで修理の見積もりや相談などもできるようにしていく改善していくようです。

参考:Volvo Cars Japan公式サイトより
https://www.volvocars.com/jp/buy/sales/digital-lounge/online-meeting

大手家電量販店もオンライン接客に前向き

大手家電量販店のビックカメラもオンライン接客に前向きのようです。同社は10月31日までの期間限定でオンライン接客をスタート。自社サイトのビックカメラ・ドットコムで「ダイソン接客オンデマンド」という名称でダイソンのクリーナー接客を専門オペレーターが対応しています。

「ダイソン接客オンデマンド」は13:00~22:00の間で無料で利用が可能。製品の紹介や質問に回答してくれます。また、実機を使用した実演解説など、ビデオ通話ならではのサービスも行なっています。

同サービスの7月の導入実績は、1日の平均利用人数が約20人。販売数は1日平均3台という結果が出ているようです。

参考:ビッカメラ・ドットコムより
https://www.biccamera.com/bc/c/kaden/dyson/customer.jsp

Zoomでのライブ配信をセット商品に!コスメとライブトークのセット販売開始

東急百貨店ではオンラインスタイリングサービス「ShinQs Beauty BOX」をスタートさせています。これはパーソナルスタイリングサービスを提供する「COSMETRO(コスメトロ)」とのコラボで実現した新しいサービスです。

毎月、美容スタイリストがテーマを決めてコスメをセレクト。それに40分のライブトークを加えたビューティーセットとして販売しています。ライブトークは、その月販売の商品に合わせた内容。美容トークやQ&A、プロならではのテクニックなどをレクチャーします。

商品にライブトークを組み合わせることで、商品価値を何倍にもアップすることにつながっているようです。新しいオンラインの活用法と言えそうです。

参考:東急百貨店公式サイトより
https://www.tokyu-dept.co.jp/ec/shinqsbeautybox.html#

zoom活用事例のまとめ

自社に取り入れられそうな事例はあったでしょうか?今、多くの企業がコロナから立ち直るために必死の努力をしています。zoom利用はその活路となるかもしれません。zoomの導入で、ビジネスモデルが大きく変わろうとしています。

イベントや商談、営業、研修。あらゆるものがオンラインで対応可能になっています。貴社のビジネスでオンライン化できそうなものはありますか?zoomの活用でお客さんの利便性が高まるものはないですか?

ぜひ、今回ご紹介した事例を貴社のビジネス革新の参考にされてください。

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