From:森 正宏
今週から4月の入社式や
採用イベントのお打合せが連続しています。
(今年は4/3が入社式のピークのようです)
もうオンライン配信は必須という感じですが
その中で必ずご相談いただく事があります。
それが…
社員メッセージなど動画を
途中で見せたいが
『ZOOMだとカクついたり
画質が悪かったりする。
何とかならないか?』
という相談。
新入社員さんもそうですし
出席する社長・役員さんにも
さすが!
と思われる状態で配信したいものです。
そんな時せっかく作った動画が
カクカクしたり粗い画像はまずい。
という訳です。
そのご不安よく分かります。
配信中に上司から
「画像粗くない?どうなってんの?」
と聞かれた瞬間の冷や汗。
初心者の頃を思い出しますね…
で、それではどうすれば良いか?
というと
ZOOMやTeamsを使う場合
ある程度画質が落ちるのは仕方ない。
と割り切る以外ありません。
ZOOMやTeamsは
ウェブ会議システムです。なので
スムーズな双方向性を実現するため
“あえて”コマ落ちさせてデータ量を
小さくしています。
そのため動画を(綺麗に)再生する
プラットフォームとしては非常に相性が悪い。
「第二カメラのコンテンツ」を使うなど
テクニックもありますが
今度はそうすると通信量が増大して
相手側では激しくコマ落ちしている。
という状態になってしまいます。
つまり…
選択肢は2つ
・ZOOM画質でOKと許容するか
・YouTubeなど別プラットフォームにするか
となります。
・・・ここで1つ疑問が発生します。
■ちょっと待って!多拠点つなぐのにZOOMが必要!
はい。
入社式など全社イベントでは
別拠点も同時につなぐ必要も出てきます。
じゃあ
ZOOMで我慢するしかないのか…
というと
そうでもありません。
「YouTube+ZOOMの合わせ技」
という手段があります。
他の拠点から出演する人は
“裏” でZOOMでつないで
配信はYouTubeでするという方法。
・出演はZOOM
・視聴はYouTube
という訳です。
実は最近の入社式では
このパターンがメインといっても
過言ではありません。
・画質も良く
・回線ダウンのリスクも減る
・視聴側も操作不要で見るだけ
・なにより動画もキレイ
とメリットが大きいです。
が、ただし
オペレーションの難易度は
格段にアップしますので
私としては
担当者さんの負荷を考えると
ZOOMで一本化する方を
おススメすることが多いですが
配信スタッフさんを増員できたり
アウトソーシングする予算がある場合は
魅力的な選択肢です。
今回ご紹介する事例は
・出演はZOOM
・視聴はYouTube
で実施した配信です。
これは
水産加工会社さんの会社紹介で
・日本側の社長はスタジオから出演
・社員さん達はベトナムからZOOM出演
・社長が解説しながらベトナム工場を紹介
という内容で
参加者はYouTubeで視聴しています。
ぜひ
実際の動画をご覧ください。
↓
*6:07秒付近から
ZOOM遠隔工場見学ができます。